【920・888エラー、配管凍結】給湯器のお困りごとならコチラ

こんにちは。オケゲンの西山です。

最近ぐっと気温が下がり、すっかり冬となりましたね。

寒い季節になると特に気になるのが、お風呂やキッチンでお湯が出なくなる給湯器のトラブルですよね。急な故障に慌ててしまう方も多いのではないでしょうか。

今回は給湯器トラブルの対処法についてご紹介したいと思います。

【エラーコード920・930】

まずは給湯器リモコンの液晶部分に920や930という数字が出た場合。

この数字はエラーコードといって、給湯器に何らかの異常や不具合が発生した際にリモコンの画面に表示されます。

表示された数字でどのような不具合が出ているかがわかるのですが、このコードはどちらもエコジョーズ給湯器の仕組みである『中和器』という部品に関係しており、それぞれ

【920】：中和器の寿命が近いという予告　※まだお湯は使えますが一定期間使用で930に数字が変わります

【930】：中和器の寿命　　　　　　　　　※お湯が使えなくなります！

を表しています。

簡単に説明すると、エコジョーズ給湯器は給湯・暖房機能を作動する過程でドレン排水という酸性の排水が発生します。

この排水をそのまま垂れ流しにすると環境に悪いので、中和器によって中性に近付けて排出する機能がエコジョーズ給湯器にはあります。

この中和器は消耗品のため交換が必要になるので、それをお知らせしているというわけです。

中和器の交換はメーカーメンテナンスで行いますので、お使いの給湯器メーカーへお問い合わせください。

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【エラーコード888】

続いてエラーコード888が表示された場合。

このコードは故障や不具合を示すものではなく、給湯器の標準使用期間である10年が経過し、点検時期が来たことをお知らせしています。

気になる点が無ければそのまま給湯器を使っても問題ありませんが、長年使用されているので安全のためにメーカーによる有償点検を受けていただくことをお勧めします。

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※リンナイ製給湯器をお使いの方はリンナイ保守点検コールセンターへお問い合わせください。

また、一時的に888の表示を解除することも可能です。方法については各メーカーもしくはオケゲンまでお問い合わせください。

【配管が凍結した場合の対処法】

給湯器の配管が凍結してしまった場合、無理にそのまま使い続けようとすると故障の原因になりかねません。

一番いい対処法は給湯器を使用せず気温が上がり氷が解けるのを待つことですが、すぐにお湯を使いたいこともありますよね。

そんな時には凍結していると思われる個所にタオルなどの布を巻き、人肌程度（30～40℃）のぬるま湯を配管に巻いたタオルにゆっくりとかけてみましょう。凍結部分が解凍されればこれでお湯が使えるようになります。

いかがだったでしょうか。

寒い季節は凍結以外にも給湯器のトラブルが増加し、交換のご依頼が殺到します。

特に10年以上お使いの給湯器をお持ちの方は早めのご相談・ご検討をおすすめします。

お使いの給湯器に気になる点や不具合がありましたら、お気軽にオケゲンまでご連絡ください。